笹子トンネル、手抜工事と撤去天井板の行方は [土木]

                               (感想) 笹子トンネル事故は、やっぱり手抜工事だった。
                                       とにかく、施工会社を公表せよ!
                                         将来に必ず起こる事故=犯罪だ。
                                      施工不良という言い方で誤魔化すな。
                                      業者と、当時の監督官庁の責任者の罪。
                                         公共事業の責任の問い方を問え。

                                  そもそも、天井版は何のために設置されたのか?
                                     開通後に設置されたり、今回撤去されたり、
                                     必ずしも必要なものでは無いようだ。
                                        建設工事を水増しするための口実か。
                                           鉄鋼業界への甘い汁。

                                  で、この事故後に撤去された全国の天井鉄板。
                                     撤去工事費用はいくら費やされたのか。
                                     結果、撤去した鉄板の資産価値は?
                                        その鉄板は、何処へどの様に流れたか。
                                           金と物資の流れを公開せよ。


天井のボルト挿入、半分以下も
    2013年 03月05日 05時48分  提供元:共同通信

http://news.so-net.ne.jp/article/abstract/801974/    PN2013030401002177_-_-_CI0003.jpg

 国交省が試験的に引き抜いた、天井板のつり金具アンカーボルト(同省提供)

9人が死亡した天井板崩落事故が起きた山梨県の中央自動車道笹子トンネル上り線で、天井板のつり金具アンカーボルト183本の引き抜き試験をした結果、構造上は13センチ差し込まれているはずなのに、半分以下の5センチしか入っていないものがあったことが4日、捜査関係者への取材で分かった。差し込みが13センチ未満のボルトは数本あった。施工不良や点検で見逃していた可能性がある


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地方道のトンネル改修、国が代行
    2013年 03月01日 17時44分  提供元:共同通信

http://news.so-net.ne.jp/article/detail/800822/?nv=c_article_related_text

 国土交通省は1日、地方道の橋やトンネルの改修で自治体の代わりに国が工事計画などを作成する制度をつくることを決めた。中央自動車道笹子トンネル(山梨県)の崩落事故を受けた老朽化対策の一環で、技術職員が不足し対応が遅れている自治体の支援に乗り出す。今国会に提出する道路法改正案に盛り込む。対象は、都道府県道や市町村道にある構造が複雑な橋やトンネルで、技術的に改修が難しい工事。


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山梨県、2トンネルの天井板撤去へ
    2013年 02月27日 20時18分  提供元:読売新聞

http://news.so-net.ne.jp/article/detail/800037/?nv=c_article_related_text

 山梨県は、中央自動車道笹子ささごトンネルの天井板崩落事故を受けて、国道137号の新御坂みさかトンネル(笛吹市・富士河口湖町)と県道・愛宕トンネル(甲府市)の天井板計約1万5600枚を撤去する方針を決めた。
 横内正明知事が27日の記者会見で明らかにした。新年度中の撤去を目指す。
 新御坂トンネルは全長2778メートルで、1967年に建設。愛宕トンネルは同785メートルで、77年に建設され、交通量増加に伴い、90年に天井板が追加された。天井板は、新御坂が1万3899枚、愛宕が1743枚使われている。
 県が昨年12月に実施した両トンネルの緊急点検では、天井板を固定するアンカーボルトの脱落などの不具合が、新御坂で163件、愛宕で8件見つかり、補修を行った。横内知事は「安全性は緊急点検で確保されているが、利用者の不安の声に配慮した」と話している。また、県は、両トンネルを含めて計129か所ある県管理のトンネルの点検に2億円を計上する補正予算案を2月定例議会に追加提出した


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2か月ぶり開通した笹子トンネル 予定より早い全面復旧に「大丈夫か」の声
    2013年 02月08日 18時33分  提供元:J-CASTニュース

http://news.so-net.ne.jp/article/detail/793516/?nv=c_article_related_text

天井板崩落事故で通行止めとなっていた山梨県の中央自動車道・笹子トンネル上り線(約4.8キロ)が2013年2月8日午後4時、約2か月ぶりに全面復旧した。

全面開通は当初2月下旬を予定していたことから、復旧時期の繰上げに地元経済界は歓迎する一方、「安全は確保されているのか」と不安視する声もある。

■ 「真の意味での安全検証できていない」

山梨県内の運送関係者によると、笹子トンネルを頻繁に通過するトラックドライバーの中には、予定より20日ほど早い全面復旧を不安視する声もある。背景には、トンネル施設の老朽化が進む一方で、甘い道路管理を続けてきた中日本高速道路(名古屋市)への不信感があるという。

国土交通省の調べによると、笹子トンネル上り線では天井板のつり金具を支えるボルトの約6割が、接着剤不足やさびによる腐食で耐久力が不十分だった。つり金具を支えるボルトが過去に650か所以上も補修され、その多くは崩落現場近くに集中していることから中日本高速道路が危険性を認識していた疑いについても指摘されている

また防災工学の専門家の一部は、国交省が事故後に設置した第三者機関「トンネル天井板の落下事故に関する調査・検討委員会」の結論が出ていない段階での全面復旧について、「真の意味での安全検証ができていない」と懸念を示す。

こうした意見について国交省道路局は「想定より早く全面開通に至った理由は、上り線の天井板撤去の作業が効率よく進んだから」と述べ、「事故の引き金になった天井板は上下線ともすべて撤去し、トンネル上部の覆工コンクリートの十分な強度も『調査・検討委員会』によって確認されている以上、安全性は十分に確保されている」と言う。

中日本高速道路は「強い決意で再発防止策に取り組んでいきたい」としている。

■ 山梨、長野は早期の全面復旧を歓迎

一方、山梨県の横内正明知事は2月1日、笹子トンネルが1週間後の8日に全面復旧するという知らせを受け、以下の歓迎コメントを出した。

「開通目標を繰り上げたことは高く評価する。山梨県に経済に及ぼしているマイナスの影響について、1日も早く回復させる必要がある」

犠牲者9人を出した12年12月2日の笹子トンネル崩落事故以来、知事が言う「マイナスの影響」は大きかった。特に中央自動車道の沿線域の「峡中」(甲府市など)、「峡東」(石和温泉など)、「峡北」(清里、小淵沢など)という3つの圏域で深刻だった。

山梨県観光部によると、12年12月期の観光施設の入り込み客数は前年同期比で峡中26.5%、峡東28.8%、峡北19.3%それぞれ減少。峡北圏域のある施設は「4割以上も落ち込んだ」と声を落とす。

宿泊者数も3圏域すべてで前年より1割以上の落ち込みを示し、首都圏からの交通アクセスでは笹子トンネルを通過しない富士・東部圏域でも7%ダウンしたという。

「事業者は事故からの2か月間、コスト面で大変だった」。山梨県トラック協会もそう話し、中央道笹子トンネルの全面復旧を歓迎する。長野県のスキー場や観光施設も早期の全面開通を喜び、事故で減少した首都圏からの利用客回復を目指す。


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笹子トンネル天井板崩落事故 原因は固定ボルトの接着剤不足
    2013年 02月01日 12時41分  提供元:J-CASTニュース

http://news.so-net.ne.jp/article/detail/791013/?nv=c_article_related_text

中央自動車道笹子トンネルの天井板崩落事故をめぐり、朝日新聞は2013年2月1日付朝刊の1面で、「事故原因は天井板をコンクリート壁に固定するためのボルトの接着剤の量が不十分だったため」と報じた。

記事は国土交通省の調査内容をスクープしたもので、接着剤はボルトをコンクリート壁に固定して強度を確保する目的で使用される。同省はずさんな工事が大規模崩落事故の主要因とみており、今後は手抜き工事の疑いも視野に施工業者などを調べる方針という。


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笹子トンネル上り線、1200箇所以上の不具合見つかる
    2013年 01月10日 12時23分  提供元:J-CASTニュース

http://news.so-net.ne.jp/article/detail/783493/?nv=c_article_related_text

国土交通省は2013年1月9日、12年12月に天井板崩落事故が起こった山梨県の中央自動車道・笹子トンネルの上り線を緊急点検した結果、つり天井を固定するアンカーボルトが抜け落ちたり、ゆるんだりする不具合が計1211箇所で見つかったと発表した。不具合の内訳は、アンカーボルトの欠落、脱落などが1028箇所、つり金具ボルトの欠落、脱落などが52箇所、受け台ボルトの欠落、脱落などが6箇所、トンネル上部のコンクリートのひび割れが125箇所だった。

中日本高速道路はこの日、1月11日から天井板撤去やはく落対策などの工事を開始し、早ければ2月下旬にも開通させると発表した。

笹子トンネルは事故直後に行われた下り線の点検でも、670箇所の不具合か見つかっていた

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